TNCが無くてもナビトラを楽しもう!


UI-VIEWはイギリスのG4IDE局/Roger Barkerさんが開発されているAPRSパケットビューアです。
G4IDE局


国内でも徐々にAPRSのパケットを見かけるようになってきていますが、まだ(2002.Mar)ナビトラパケットを見かける方が圧倒的に多いです。
さて、皆さんご存知の様にAPRSもナビトラもUNPROTO UIフレームを利用したパケット通信です。 ここで紹介しているUI-VIEWのデジ機能を利用させてもらうことでUIDIGIの一部機能(UIDIGI、UIFLOOD、UITRACE、UICHECK)を実現することが 可能になります。(そして当然ですがAPRSパケットを受信して地図上に表示することもできます)

G4IDE局
上記サイトにかかれていますがUI-VIEWには16bit版と32bit版があり、現在UI-View32 Ver1.67においては日本語環境ではDBCS絡みで動作しないため 16bit版を利用します。

インストール完了後、UI-VIEWを起動するとウインドウが現れるのでメニューバーの中からSetupを選択します。
Comms setupを選ぶと下記ダイアログが表示されます。

HostModeでAGWを選べばAGWPEとの接続になります。(他にもNONEを選びTNC2やTH-D7等との接続や、KISSモードのTNCとの接続など色々あります。)
今回はAGWPE2PCNCとも一緒に運用するためにAGWを選択してください。


次にStation setupを選びます。

基本的な設定としては
Callsign:コールサイン
Latitude:緯度:度.分.分(小数部)N
Longitude:経度:度.分.分(小数部)E
Beacon comment:ビーコンメッセージ
GMT Offset: +9
Beacon intervalは0にしておけばAPRSのビーコンは出て行きません。


次にDigipeater Setupを選びます。
ようやくDigipeaterの設定です。

Enable digi:をチェックすることでデジピート動作をします。
UI Only:をチェックするとUIフレームだけをデジピートします。
Alias substitution:をチェックするとデジピート時にコールサインを置き換えます。
WIDEn-n:をチェックするとUIFLOODが機能します。
TRACEn-n:をチェックするとUITRACEが機能します。
Alias(es):ここにデジピートしたいコールサインを記述します。Alias substitutionを行う場合には次のSubAlias:に登録するコールサインも書いてください。
Sub Alias:ここにAlias substitutionを行う時に置きかえるコールサインを書きます。
Dupe secs:ここに指定した時間無いに聞こえた同じフレームはデジピートしません。(秒単位)
Digi Routes:通常は1=1で良いでしょう。大きい欄の1=をダブルクリックすると下に1=と表示されるので右にも1を入れてください。

以上で設定完了です。

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